エッセイ『不思議な獣医さん』

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不思議な獣医さん
      by alien



うちの猫のかかりつけの獣医さんは、とてもユニークな診療をします。仔猫の最初のワクチン注射に行った時、くしゃくしゃに猫を撫で回して、ニャオーと鳴きながら、猫と本気で遊ばれたんです。
そして「もし、元気がなかったり、調子が悪そうでしたら、猫を電話に出して声を聞かせてくださいね」とおっしゃりました。へんなことを言う獣医さんだなぁと思いましたが、それから半年後ぐらいに、食欲がない時があり、獣医さんに電話しましたら、猫を抱っこして電話に出してくださいと言われましたので、猫に受話器を当てますと、先生はなにかいろいろと猫に話しかけているようで、猫もニャ〜とかニャと返事をしております。そして「大丈夫ですよ。季節の変わり目で、ちょっと元気がないだけです」と、おっしゃいました。猫に問診してる先生なんて、もうこちらはビックリで、「本当に大丈夫でしょうか」と訊ねますと、「初めて体験する夏なので、ちょっとこれから暑くなるからと説明しときましたから」とおっしゃいます。
猫の方も、もう分かったからみたいな暢気な顔をしておりましたので、安心して電話を切りました。
それから同じ獣医さんに通ってる方から聞いたのですが、あの先生は猫の言葉を完璧に理解されるそうで、でも、猫が先生に家であったことを全部しゃべるので、そのへんは注意したほうがいいとアドバイスを頂きました。うちの猫が、おしゃべりではないことを祈るばかりです。 
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by nekofun | 2009-04-11 17:33
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